NURSE
池田 香帆
KAHO IKEDA
私の看護学生時代に祖母が清瀬病院に入院をしていたことがきっかけです。祖母は、清瀬病院の前に入院していた病院では、経口摂取は難しいと診断されていました。しかし、清瀬病院ではアイスやゼリーを食べられるように看護・支援していただき、学生ながらにその丁寧な「看護」に驚きと感動を覚えました。その後、私は急性期の病院へ勤めましたが、私が心動かされた「看護」とは異なり、そのギャップから退職を決意しました。転職活動をするなかで清瀬病院の募集を見つけ、かつての憧れを思い出し、私の思い描く「看護」を仕事とするために入職を決意しました。
患者様の人生の終末期という大事な時期を共に過ごし、伴走する「看護」にやりがいを感じます。患者様の最期をお看取りすることはやはり悲しく、寂しいですが、ご家族から「最期に過ごせたのがこの病院でよかった」と言っていただけたときには、この仕事を続けていきたいと思える瞬間です。
経験豊かなスタッフが多く、悩んだり迷ったりした際に相談がしやすい環境です。また、スタッフ間の雰囲気もよく、仕事の合間には何気ない会話で笑いあったりとメリハリのある職場だと感じます。
高齢者看護とはなにか、患者様にとって安全・安楽な看護とはなにかなど、「看護」の基本を学んでいますが、これからは患者様のこれまでの人生・ライフスタイルを尊重した個別性のある「看護」を行えるように積極的に学んでいきたいです。そして、患者様、ご家族にとって、「最期に過ごす場所が清瀬病院でよかった」と思っていただけるように、また、あの日私が憶れた「看護」を私自身でお届けできるように取り組んでいきたいと思います。