看護部紹介

NURSING DEPARTMENT INTRODUCTION


副院長就任にあたり

この度、救世軍清瀬病院の副院長を拝命致しました。

看護職が副院長になることは水平的なチーム医療をより一層推進し、職員全てが患者様、ご家族に向き合う風土を作り上げることにつながると考えています。

「できるだけ自然に、できるだけ穏やかに、誰もが愛すべき存在だから」は救世軍医療部のキャッチフレーズです。

誰もが最期までその人らしく生きられるよう、患者様も職員もどちらも大切にしていきたいと思います。

副院長 兼 看護部長 竹内美佐子

部長からのメッセージ

『声なき声を大切に、共に学びあう看護部』

竹内看護部長

救世軍清瀬病院は在宅で療養が難しい患者様、緩和ケアを必要としている患者様の支えとなり、声なき声を聞き取るケアを提供しています。キリスト教ならではのチャプレン(臨床宗教家)と共に心のケアを重視し、『わたしたちは、キリストの愛の精神に基づき社会のニーズに応え、全人的ケアをめざし、病める人を温かくもてなす医療と看護・介護を提供します』という看護部理念を掲げています。

一人ひとりのキャリアと個性を大切に、思いを分かち合い、共に学びあう看護部を目指しています。クリニカルラダーやポートフォリオ、e-ラーニングを導入し、様々な学びや経験が成長に結びつくよう支援します。相互に信頼と絆を深め、個人の成長とケアの質の向上が車の両輪になるよう仕組みを作り、育み合う環境を整えています。

委員会活動や多職種カンファレンスを通して、院内が一つの方向を目指し、心を通わすことのできる働きやすい職場づくりを目指しています。

毎年行っている職員アンケートの2022年度の結果は、当院の仕事に満足している(している、まあまあしているの合計)職員は看護、介護共に、約80%です。満足な理由は看護、介護共に、1位:業務時間、2位:業務内容、3位:職場の雰囲気、4位:人間関係です。特にワークライフバランスは看護、介護共に87%が満足しています。今後も働き易い職場づくりのために継続的に努力していきます。

看護部の理念

「わたしたちは、キリストの愛の精神に基づき、社会のニーズに応え、全人的ケアをめざし、病める人を温かくもてなす医療と看護・介護を提供します。」

看護部の方針

  1. 安心で安全な療養環境を提供し、患者様・ご家族様に寄り添った看護・介護を提供致します。
  2. その人らしく穏やかに過ごしていただけるようにお手伝い致します。
  3. 資格を持つ専門職の集団として自己研鑽に務め、自律した人財の育成を目指します。

看護部教育制度のご紹介

医療・福祉は人に対する援助職ですので、考える深さ、かける言葉や表情、差し伸べる手の動きなど、自分自身がケアの道具となります。そのため、仕事の質を高めるには、知識、技術、態度を総合的に高める必要があります。人間は皆良いところが沢山ありますので良さを伸ばしましょう。一方、完璧な人もいないので、皆で協力して課題を克服しましょう。

教育方針

  1. 自ら客観的に強みと課題を理解し、仕事の質と自分を高めるために誠実に努力する人材を育成します。
  2. 資格も年齢も幅広い病院という組織で「OneTeam」になれる人材を育成します。
  3. 理念を実現するために、倫理と尊厳を大切にした温かい病院づくりに貢献できる人材を育成します。

教育の仕組み 1

クリニカルラダー

  1. 自分を客観的にとらえるために、クリニカルラダーで発達段階を示します。
  2. クリニカルラダーを理解することで、現在の状況と今後の取り組むべき点、目指す人物像をイメージします。
  3. 強みをより一層伸ばすのか、課題を克服するのか、または両方取り組むのか、毎年検討します。
  4. アスリートは皆コーチに助言を受けながら記録を伸ばします。専門職も同じです。上司や先輩などの意見は自分を客観視する上で非常に重要ですので、積極的に助言を受けましょう。

教育の仕組み 2

ポートフォリオ

  1. 自己を振り返り、現在の状況と強みと課題を明確にして用紙に記載します。
  2. 次に現在の願いや仕事の目的を改めて確認して記載します。
  3. 自分なりのゴールのイメージがついたら、目標欄に記載します。
  4. そのための行動計画や研修計画、何をもってその年度の目標が達成できたと評価できるのかを考え、計画欄に記載します。
  5. そして最後に、目標を達成するために、上司や先輩など周囲の人に支援してもらいたい希望を記載します。

教育の仕組み 3

研修の機会を提供します

  1. 委員会、各病棟で主催する研修会は院内に連絡しますので、奮ってご参加下さい。
  2. e-ラーニングを導入していますので、1年間の受講計画を立ててください。
  3. 東京都看護協会等、院外研修のお知らせを配布します。看護協会には奮ってご参加ください。
  4. 認定看護師・認定看護管理者受講希望者は毎年各1名、介護福祉士実務研修受講希望者は毎年2名が支援制度の推薦を受けることが出来ます。
  5. 医療安全管理者、感染対策指導者養成研修、臨地実習指導者等は必要に応じて推薦を受けることが出来ます。
  6. 管理職研修は専門性以外の知識・技術が必要ですので、定期的に研修を実施します。

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