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入院しておられる全ての人々にとって、ご自身とご家族の意思が尊重され、
ホスピス 緩和ケア病棟のみならず、療養型病棟に入院しておられる全ての人々にホスピス精神を持ってお世話させていただくこと、これを私たちの使命と考えています。
より良く生きていただける場となるように。
現在の超高齢社会にあって、療養型病棟に認知症、がん、慢性閉塞性肺疾患、脳卒中の高度後遺症、難病などを持つ人々が増えています。また、在宅療養が困難で入院する人々が増えています。苦痛な症状を和らげながら、患者さんとそのご家族が高いQOL(生活の質)を維持しながら生活していただけるように、多職種のスタッフがお手伝いします。
そのためには、「リヴィング・ウィル」、患者さんとご家族の意思を尊重します。何を望み、どう生活していきたいか、その想いと希望を十分にお聴きすることから私たちの仕事が始まると考えています。また終末期には、最後の日々をどう過ごすことを望まれるのか、ご一緒に考えます。
ホスピス啓蒙活動
- 救世軍清瀬病院は、2008年から「ホスピスってなーに?(ホスピスの使命)」と題して、救世軍の小隊(教会)や家庭団ラリー(救世軍の女性のための集まり)、日本基督教団やルーテルの教会、更にロータリークラブの「卓話」などで既に9回ホスピスの啓蒙活動を行ってきました。
以下3点を中心にお話しさせていただきました。- (1)ホスピスの使命
- (2)ホスピスケアの実際(当院の紹介)
- (3)ボランティアの働き(ホスピスにおける)
今後とも様々な機会を得ながら、この活動を続けていきたいと考えています。